♣正しい噛み合わせで、健康で快適な毎日を過ごしましょう
「不正咬合(ふせいこうごう)」と呼ばれる噛み合わせの異常は、顎関節症のような口腔内の問題だけではなく、全身の健康状態にも悪影響を与える可能性があります。日頃感じている不調の原因が、実は不正咬合によるものだったというケースも多く見られます。
当医院では、症状に応じた理学療法やマウスピースを用いたスプリント療法など、それぞれの患者さんに合った治療方法で、上下の歯と顎のバランスを調整し、正常な噛み合わせに整えています。入れ歯やインプラントなどの補綴治療と同時に行うことも可能。歯並びや上下の顎の位置が気になる方、顎の関節に痛みがある方、抜歯したために食べ物をうまく噛めない方などは、ぜひお気軽にご相談ください。
発音しにくくなる | 歯の隙間から空気が漏れるような音が混ざる。噛み合わせが乱れると舌が動かしにくくなり、発音が不明瞭になる |
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虫歯や歯周病になりやすくなる | 隅々までブラッシングできないため、歯並びが乱れた箇所に汚れが溜まりやすく、虫歯の原因となりやすい |
内臓に負担がかかる | 歯が正しく噛みあわないと、しっかり噛んで食べることができず、消化不良になって胃腸に負担がかかる |
慢性疾患の原因となる | 噛み合わせの不正をカバーするために余計な力がかかると、顎関節や身体全体に歪みが生じ、顎関節症や頭痛、肩こりなどを引き起こす原因になることがある |
歯が摩耗しやすくなる | まんべんなく歯を使うことが難しいと噛み癖がつき、一部の歯に負担がかかりやすい。摩耗によって歯の寿命が短くなり、ぐらつくこともある |
コンプレックスになる | 乱れた歯並びや噛み合わせが、外見上のコンプレックスとなり、人前で笑えなくなるなど精神的にも負担になる |
歯ぎしりがひどくなる | 睡眠中などに長時間歯ぎしりをする「歯ぎしり症」になることがある。非常に強い力がかかるため、歯の破損や顎関節の痛みが起きやすくなり、さまざまなトラブルを招くおそれがある |